土壌
土あるいは土壌(どじょう)とは、地球上の表層、陸地の表面や海底の水域の底を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物で、一般に「岩石が風化し動植物の遺体が混ざったもの」と言われています。
月や火星でも、岩が風化して砂や粘土の堆積層が作られていますが、植物が死んで堆積して混ざり合う土壌(土)は、(いま分かってるいる限りでは)生物の存在する地球だけの物です。
今から約46億年前に誕生したと言われる地球で、5億年前に最初の陸上植物が生まれたと言われています。最初の植物、コケやシダ、は光合成を行い、動物や微生物に食べられ、遺体は腐植として砂や粘土に混ざり合い土壌を作ってきたのです。
農作物にとっての土壌は、その作物の根を支え、適度な水分、適切な酸性度、必要な栄養分が保持されていることが必要です。
観測項目
土壌検査
いわゆる土壌検査は、土壌を採取して、土壌の成分、栄養成分及び微量成分などを分析します。これは、検査するために土壌を採取したときの状態を示しています。
IoT
IoTでは、リアルタイムに土壌の状態を観測します。
- 温度
- pH
- 電気伝導度
- 体積含水率
- 水分吸収力(PF)/張力
以下の表は、観測項目の要点をまとめたものです。